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正確には10年以上ですが、吸い続けたタバコをやめました。当ブログのテーマとは何の関係もありませんが、自分自身の区切りとしても、今回はこのことについて書いてみたいと思います。
タバコをやめるのは、今まで何度か禁煙に挫折したにも関わらず、今回は結構あっさりできました。いわゆる「禁断症状」も2日ぐらい続いただけで、後はそれほど気になりませんでした。
問題はそれまで習慣になっていたことをひとつひとつ否定していかなくてはいけないことです。これが一番大変です。ことあるごとに一服に繋げていたので、この習慣化した動作がなくなると、何かするたびに独特の気持ち悪さ、というか居心地の悪さが襲ってきます。
私の場合、1日1箱程度のスモーカーでしたが、やはり依存度的にはヘビースモーカーだったと思いますし、慣れるまでまだまだ時間がかかるんだろうなと思います。とはいえ、今日でちょうど15日間ぐらいになりますが、何となくもう大丈夫じゃないか、という漠然とした思いはあったりします。
私がタバコをやめるにあたり、参考にしたのは次の2つだけです。
この2つだけで実際にタバコをやめられたわけですから、とてもラッキーだったと思います。病院で治療したり、ニコチン・パッチのようなものを買う必要はありませんでした。私と同じようにこれだけでやめられる人は結構いるんじゃないかと思います。上で紹介した本は買わないと読めないですが、幸いこの本は古本で大量に出回っていますし、上にあげた記事は今すぐでも読むことができます。
もし私と同じようにタバコをやめようと思っている方がいたら一度どちらも読んでみてはいかがでしょうか。またせっかくですので、ここでも上の2つを参考にして実践した内容を思い出しつつ、自分なりに意識していたことを書いてみたいと思います。
タバコをやめるために意識した5つのこと
- タバコのせいにしない
- 吸わない人が普通だと意識する
- タバコをやめない理由を作らない
- タバコをやめる理由を作らない
- 禁煙だと思わない
1. タバコのせいにしない
タバコをやめるとイライラするとか、仕事の効率が下がるとか、色々いいたくなります。この時タバコのせいにしないようにしました。
イライラしているのは自分ですし、仕事の効率を下げているのも自分です。そもそもタバコに依存している自分が問題なんだと考えるようにしました。
2. 吸わない人が普通だと意識する
当然のことなのにタバコを吸っていると中々気づかないのが、吸わないのが普通だということです。スモーカーはタバコが吸えない状態を想像すると暗澹たる気持ちになるわけですが、それはタバコを吸っているからであって、吸わない人はそんなふうには決してなりませんよね。
自分の方が普通じゃないんだと意識するのって意外と大事だったりします。
3. タバコをやめない理由を作らない
タバコをやめるとイライラして周囲に迷惑をかける、とか、タバコをやめると太る、とか、やめない理由を作るのはとても簡単だったりします。Yamada氏の記事でも「びっくりするほどタバコを吸ったほうがいい理由が生まれる
」とありますが、これは本当に強烈ですね。
私はイライラして一時周囲に迷惑をかけるかもしれないけれど、吸い続けると、これからもずっと周囲に迷惑をかけ続けることになると考えるようにしました。また、やめると太る、という思いには、タバコをやめられたら、その間に太った数キロぐらいダイエットするのはたいして苦労じゃない、と。タバコやめることで色々問題が出てくる状態が異常なんだと自分に言い聞かせるようにしていました。
4. タバコをやめる理由を作らない
タバコをやめる理由がないのにタバコをやめるなんてことはありませんから、きっかけとなる理由は誰にでもあると思うのですが、それにとらわれてしまうと、かえってやめられなくなります。職場は禁煙だからやめる、とかだと職場が悪いように思えてきますし、タバコが値上げになるからやめる、お金さえあればタバコを吸えるのに、という気になりかねません。
私がやめようと思ったのには、息子への影響が大きくなるとか、タバコが値上がりすると家計に響くとか、余分に税金払って嫌われなきゃいけないのはもうやめにしたいとか、もちろん色々ありますが、それは極力考えないようにしました。それらは全部忘れて、タバコを吸って何になるんだ、と考えるように心がけました。
5. 禁煙だと思わない
意外と大事だったのが、禁煙するのではなく、タバコをやめるんだ、という意識を持つことでした。私だけかも知れませんが、禁煙という言葉には、タバコを吸っているのが普通で、頑張って我慢しているという印象がありました。
それだと、何日やめられるか、とか何カ月我慢できるか、とかという我慢比べのように思えてきます。結局頑張れるところまで頑張って、その期間を競っているような印象があったんですね。
そこで、禁煙したその日から、「タバコをやめた」っていうようにしていました。もし吸ってしまったら、禁煙に失敗したんじゃなくて、またタバコを吸い始めたと考える。とにかくタバコを吸っているのが前提にならないように心がけました。
タバコをやめた後で
タバコをやめて、実際に変化が起きています。
まずお腹が減ります。もう嫌になるぐらいぐるぐるいいます。次に眠いです。今までよりも1時間ぐらい余分に寝るようにしていても眠いです。味には敏感になりました。ただやめたと同時くらいに風邪気味になってしまい、鼻がつまっているので、効果はいまひとつ実感できていないかもしれません。
でも息子を抱きしめるときにも、へんな気を使わなくてすむようになりましたし、周囲の人を気にして火をつけられる場所を探す必要もなくなりました。入る店が禁煙かどうかを気にしなくてすみますし、思っていた以上に色々あった制約がなくなってちょっと世界が広がった気がしています。
私も実際にはまだ吸わなくなって半月ほどです。ある日突然また吸い始めたなんて話もよく聞きますから、そういう意味で気を抜かないようにしたいと思っていますが、今までより美味しくなった妻の料理を食べながら、随分損していたんだなぁ、と思える状況に少し満足しています。できればずっとこの状態でいたいですね。
夜中にどうしてもタバコが欲しくなり…わざわざ洋服を着替えて買いに良く自分。はぁ~;
参考にさせて頂きます。
こんばんは。
私もそうでしたよ。
きっかけはふとしたことですし、努力や我慢よりも、考え方を少し変えるだけで上手くいったりします。
参考にしていただけたら嬉しいです!