Michael Gray Graywolf’s SEO Blogに投稿された記事「How to Build an Effective Footer」の内容が個人的にとても興味深かったので、メモ的に投稿します。
Michael Gray氏はフッターがウェブサイトの中でも上手く使われなかったり、誤った使われ方をしたりするエリアだとして、SEOを意識してフッターを効果的に使う方法を6つのポイントに分けて紹介しています。以下は記事の内容を私なりにまとめたものです。
- フッターのリンク数を必要最小限に抑えるようにします。 Gray氏は可能であればリンクを25以下に抑えることを勧めています。具体的な数字はともかく、大量のリンクがマイナスに働くことも指摘されていますので、気をつけたいところです。
- 検索エンジンに定期的に異なるコンテンツを見せるため、限定的に動的要素を採り入れるようにします。例えば、「最近の投稿」や「人気記事」など。
- クローリングの結果をトラッキングするためにページ上に特定の日付を含めておきます。これは例えば、フッターに「2011年1月作成」などと年月が挿入されるようにしておき、2ヶ月後に「site:example.com “2011年1月作成”」と検索すれば2ヶ月クローリングされていないページを発見できるということです。また、日にちまでは含めないようにとのことです。
- ページランク・スカルプティング目的ではなく、ログインページへのリンクなど保護すべきコンテンツからスパイダーを締め出すためにnofollowを使用します。
- フッターに多くの項目が含まれている場合は、カテゴリーや階層で整理しておきます。また、見出しを明確にします。例えばコンタクトフォームに対し、「話しかけてみる」のようなあまり使われない言葉を使わず、素直に「お問い合わせ」とする方がいいということですね。
- フォントのサイズや色を変えても構いませんが、文字を背景に同化させたり、小さすぎるフォントを使うなどをして、見た目のためにユーザビリティを損ねてしまわないようにします。
元記事はもっと丁寧に書かれていますので、詳しくはそちらをご覧ください。フッターが上手く使えないという方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
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