WordPressをルートディレクトリで運営したい場合、一番簡単な方法はWordPressのファイルをルートディレクトリにそのままアップロードしてインストールする方法です。
でも、これだとルートにファイルがずらーと並んでしまい、「.htaccess」や「robots.txt」など結構重要なファイルを触ることの多いルートディレクトリがごちゃごちゃしてしまうため、管理しづらい気がしています(個人的に)。
そこで、WordPress自体はサブディレクトリにインストールしつつ、ウェブサイトのトップページをルートディレクトリで表示する方法をメモしておきたいと思います。
1. WordPressのインストール
とりあえず、普通にインストールします。
サブディレクトリ名は何でもいいのですが、ここでは「wordpress」のままにしています。お馴染みの「がっかりさせてゴメンナサイ!これだけです!」まで表示させます。
2. サイトアドレス (URL)の変更
インストールできたらダッシュボードの「設定」->「一般」とクリックして「一般設定」に移動します。
「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」の両方に同じURLが入力されていますので、「サイトアドレス (URL)」のURLから「/wordpress」を削除してルートディレクトリのURLに変更します。
繰り返しますが、変更するのは「サイトアドレス (URL)」の方です!
間違うと結構たいへんなので間違えないように気を付けましょう。
また、このときサイトにアクセスするとエラーが出ます。
私が試したときはシンプルに「403 Forbidden」と出ていました。このタイミングではエラーになるのは当然なのでびっくりしないようにしましょう。
3. 「index.php」の書き換え
次にWordPressをインストールした「wordpress」ディレクトリにある「index.php」(とあれば「.htaccess」)をPC上にダウンロードします。
ダウンロードしたら「index.php」をエディタで開きます。
※アイコンでわかる方もいらっしゃるかと思いますが、私は「Brackets」を使っています。
require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' );
上のように書かれた箇所があるので、ここに以下のようにディレクトリ「/wordpress」を追記して保存します。
require( dirname( __FILE__ ) . '/wordpress/wp-blog-header.php' );
※インストールしたサブディレクトリ名が「wordpress」ではなく、「wp」であれば「/wp/wp-blog-header.php」にする、といったふうにディレクトリ名に合わせて変更してください。
4. ルートディレクトリに「index.php」をアップロード
最後に、先ほどダウンロードして書き換えた「index.php」(とあれば「.htaccess」)をルートディレクトリにアップロードします。
※このとき、既にルートディレクトリに「.htaccess」がある場合は、たぶん何か設定されていると思うので、単純に上書きしてしまわないよう十分に注意してください。
※また、元の「index.php」も消さずにそのままにしておいた方が良いようです。
助かりました。この方法で、フォルダ内がすっきりしました!ちなみに、wordpressフォルダ内にある既存のindex.phpは削除した方が良いでしょうか? /wordpess ありなし両方で閲覧できるので、重複ページになるかと思いまして。
お役に立てれば嬉しいです。
下記によると「移動ではなくコピー」と説明されているので削除しない方がいいのではないでしょうか。削除してしまうと影響が出るかもしれませんね。
http://wpdocs.sourceforge.jp/WordPress_%E3%82%92%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AB%E9%85%8D%E7%BD%AE%E3%81%99%E3%82%8B