GoogleのMatt Cutts氏がイタリアとスペインのリンクスパマーへのペナルティを示唆するツイートを行いました。

Cutts氏は最初に「(スペイン語での)不自然な/有料のリンクに関するお知らせ。これらに対しては対策を行う用意があります。」とした後、「また、こちらはイタリア人向けの不自然な/有料のリンクに関するお知らせ」と続けています。

それぞれのツイートにはスペイン語版Google公式ブログの記事「Enlaces no naturales en sitios web y solicitudes de reconsideracion(ウェブサイト上の不自然なリンクと再審査リクエスト)」とイタリア語版Google公式ブログの記事「Link innaturali in Italia e richieste di riconsiderazione(イタリアでの不自然なリンクと再審査リクエスト)」へのリンクが添えられています。

フランスやドイツポーランドと継続してリンクネットワークのリンクを無効化するなど対策を行っているGoogleですが、さらにスペインとイタリアのスパムリンクを対象に行動を起こす準備があるとのこと。今回のCutts氏のツイートに対し、「トルコでも不自然な/有料のリンクの一掃が必要なので行動を起こしてほしい」という訴えも見かけましたが、次の対象がどこなのか、欧米語圏を離れるのかどうか、今後の展開が気になります。

2014/3/16 追記

昨日、制裁が実行された旨を告げるツイートがされました。
GoogleのGiacomo Gnecchi氏がイタリア語でツイートしました。

同じくGoogleのJavier Perez氏によりスペイン語でのツイートも行われています。

その後、その英訳をMatt Cutts氏がツイートしています

警告してから数日後という素早い対応となりましたね。
なお、対象となったリンクネットワークについては今のところ明らかになっていないようです。