TwitterとBing、TwitterとGoogleの提携に関連して先日「TwitterとBing、Googleが提携 ? BingのTwitter検索Beta版が公開」でお伝えしたGoogleのSocial Search(ソーシャル・サーチ)ですが、既に一般ユーザーでも使えるようになっています。正確にはGoogle Labsの実験という形で体験することができます。
実はここしばらくSocial Searchを使う方法が分からず苦労していたのですが、ようやく分かりましたので、遅ればせながら記事にしておきたいと思います。
Socail Searchの機能
GoogleのSocial SearchとはGoogleのSERPsにソーシャルメディアでのつながり(Social Circle)から得られる情報を表示するサービスで、BloggerやTwitter、Friendfeed、Picasa、Google Readerなどのサービスで繋がっているユーザーの記事やつぶやきを表示してくれます。
Googleがソーシャル・サークルの情報源にするのはGoogle Profileに登録されているソーシャルメディアの情報、Google Chatなどに登録されていて、同時にGoogle Profielにも登録しているユーザーのブログやTwitterなどのソーシャル・メディアの情報、そしてGoogle Readerで購読している記事の情報ということです。
Social Searchを実際に試してみる
まず、お持ちのGoogleアカウントでログインします。
次に、「Google Labs」にアクセスします。その中に「Search Experiments」と書かれた場所があるので、クリックして、Experimental searchにアクセスします。
実験中のサービスの一覧が表示されますので、その中(現状リストの一番上)の「Google Social Search」と書かれた場所の右にある「Join this experiment」ボタンをクリックします。
そうすると「This is your selected experiment.」と表示され、ボタンが「Leave」に変わります。この状態で検索に戻ります。そしてフッターメニューの中にある「Google.com in English」をクリックすると、ロゴが「Google Experimental Labs」に変化します。
この状態で、検索を行うとソーシャル・サーチが行えるようになります。SeachWikiをクリックしてみると、「All Results」のリストの中に「Social」という文字が加わっているのが確認できますね。
ただ私の場合はまだここまでで、思いつく色々な言葉で検索してみましたが、結果にSocail Searchと関連した表示が現れることはありませんでした。後、一歩なのに残念です。ただインデックスされていないからなのか、私のソーシャルサークルがGoogleのカバーしている領域とは異なっているのか、分かりませんが、実物を早く見てみたいものです。ともかく、ここではSocial Searchの検索結果をお見せできないので、Googleの提供している上の動画でSocial Searchを楽しんでください。
私の個人的なソーシャル検索の結果に関しては、「Google Social Searchの検索結果が表示されるようになりました」をご覧下さい。
Tech Crunchに投稿されたMG Siegler氏の「Google Social Searchが一般公開: TwitterとFriendFeedは探すがFacebookはどうなる?」(原題: Google Social Search: Twitter And FriendFeed Highlighted. What About Facebook?)によると現状ではFacebookは対象ではないようですね。これはこれで残念ですが、今後の対応に期待したいと思います。
今後への期待といえば、日本でも使えるようになったときにはぜひMixiやGreeにおけるソーシャル・サークルも追加して欲しいなと思いますよね。